葉加瀬太郎の「Another Star」
葉加瀬太郎さん。1968/01/23大阪府生まれ。1990年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。1996年解散後はソロとなり、今や、『情熱大陸』のテーマソングを作ったり、ヒーリングアルバム「イマージュ」シリーズでも、欠かせない存在として、今や、知らない人もそういないんじゃないかと思いますが、そんな、葉加瀬太郎さんは、これまで、自己の三つのアルバムで、スティーヴィー・ワンダーの「Another Star」を取り上げています。
Walking with You(1998/08/01)
VIOLINISM~Acoustic Best~(2001/09/01)
The Best Track(2002/08/21)
ベスト盤「The Best Track」(2002/08/21)に入っているのは、「Walking with You」(1998/08/01)のものと同じもののようです。
葉加瀬太郎さんの曲を聴くと、旅に出た気がするのは、私だけでは、ないと思います。最新作What a Day(2004/09/15)は、ゴージャス感漂ってますが、上記アルバム収録のAnotherStarは、割りと禁欲的に一人旅しているイメージがします。
Walking with You(1998/08/01)
沢山の音が、雲のように漂っています。String、Lead Vocal(Angela John)、Backing Vocal、Violin&Vocoder、Pandeiro、Keyboards&Programming、Viola、Cello。
パンデイロ(pandeiro)というのは、ブラジル製パーカッションで、タンバリンみたいな大きさ。持ち運び容易な事から、ブラジルでは、飲み会(?)となれば、必ず、登場するアイテムで、皆して、叩いて大盛りあがりするという話を聞いた事があります。(約1名に訊いただけの話なので、信憑性は?)
ここでは、突き抜ける程の盛りあがりはなく、しっとりと。でも、結構、豪華に。そして切なく。女性ボーカルが入っているせいでしょうか。思わず、「遠い異国を旅していて、美女に出会い、恋に落ちたけれど、所詮、価値観の違う二人」みたいな妄想が思わず湧いてきてしまいました。
VIOLINISM~Acoustic Best~(2001/09/01)
こちらは、上記のものより、よりシンプルに。チェロの弾くベースラインにヴァイオリン。一人旅している感じ。ギターとピアノが入ってきて彩りを添える所から、ちょっと、幸せな感じになります。でも、結局、とっても、切ない。
スティーヴィー・ワンダーのオリジナルはラテン風味で、ライブでは大盛り上がりする曲ですけれど、本来、こうした切ない曲である感じもします。
For You
There might be another star
But through my eyes the light of you is all I see
For You
There might be another song
But in my heart your melody will stay with me
ですからね。でも、盛りあがるのも嫌いではない。
taro-hakase_so-nice
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キー・オブ・ライフ<リマスター・エディション>/Stevie Wonder(1976)
「Another Star」オリジナル収録
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Comments
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Posted by: agario players | Wednesday, August 19, 2015 02:35 AM