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映画「2046」。チャン・ツィイー、いつのまにか少女は

去年の11月に観た映画のレビューを今頃。芸術性溢れる香港の奇才、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の作品。「恋する惑星」は、観た事があるけど、なんか、不思議な味わいの映画だった。私がウォン・カーウァイ監督の作品を観るのは、それ以来。ま、トニー・レオン(梁朝偉)も好きな役者さんだし、マギー・チャン(張曼玉)も出てるし、フェイ・ウォン(王菲/Faye Wong)やチャン・ツィイー(章子怡)も観れるので、誘われて断る理由もなく、出掛けたのでした。

2046公式サイト

恋する惑星
恋する惑星


しかし、ある程度、予測はしていましたが、かなり、判り難い映画でした。良く言えば「芸術的」なのだろうけれど、どうも、釈然としない。香港返還(1996)から50年というのも、何かキーになって、色んな、時間が錯綜しているらしいのだが、もう、完全に、こちらの理解力のキャパシティーを超えてしまい、トニー・レオン演じる主人公以上に、私は深く悩んでしまいました。同行者の説明によると、前作の「花様年華」って奴を観てないと、判らない部分があるそうです。

in the Mood for Love ~花様年華
in the Mood for Love ~花様年華
花様年華(通常版)

さらに、多少、中国語も判る彼の解説によると、片方は北京語、もう片方が広東語で、普通に会話を交わすシーンもあったらしい。木村拓也は日本語のままで、フェイ・ウォン相手に話し掛け、でも、果たして会話は成立しているのかいないのか、微妙な感じで何処かモノローグのよう。全編、アンニュイでシュールな雰囲気が漂う。

要は、トニー・レオンを中心に、様々な女の人が関わっていく、香港の源氏物語なのかな、という気がしました。実は、源氏物語、読んだ事ないのですけれど。主人公は、数多の女性とやんごとなき関係を結びつつも、常に苦悩している。何で、悩んでいるのかは、最後まで、良く判らない。

判らない事だらけのこの映画の中にあって、救われた想いがしたのが、チャン・ツィイーの溌剌とした蓮っ葉な演技。出世作「初恋のきた道」で、純朴一途な恋心を貫く、いじらしくも可憐な田舎娘を演じ切った少女が、ああ、なんとも、あからさまにトニー・レオンとベッドの中で戯れています。「初恋のきた道」の純朴なチャン・ツィイーに心奪われたオヤジには、ちょっと、ショッキングなシーンかも知れません(笑)。チャン・ツィイーのこれまでの出演作ベスト1に迷わず「初恋のきた道」を挙げる同行者は、「チャン・ツィイーは、あんな事しちゃいけない。許せん。」と、憤慨してました(笑)。彼に言わせると、「LOVERS」も良くないそうです。しかし、少女は、

いつのまにか愛を使う事を知り
知らず知らず恋と遊ぶ人になる
「いつのまにか少女は/井上陽水」

のが世の慣わし。いつまでも、三つ編みの少女のままでは、ないのでした。

あ、チャン・ツィイーは、ベッドシーン以外の演技も、とても、素晴らしかったです。一応、念の為。また、チャン・ツィイーのベッドシーンを目当てに、この映画を観るのも止めた方がいいです。そういう映画ではありませんので(笑)。

追記:
綺麗になったチャン・ツィイーは、アジエンス TVCMで、世界が嫉妬する髪をアピールするアジアンビューティを演じ、今年の第77回アカデミー賞授賞式のプレゼンターも務めるなど、活躍はワールドワイドに。で、トラックバック戴いたツボヤキさんの情報によれば、今度は、「ゲイジャ」を演じるそうな。うーむ。


チャン・ツィイー出演作:
初恋のきた道 [SUPERBIT(TM)]
初恋のきた道 [SUPERBIT(TM)]
「オヤジ心」直撃の純情可憐さ。

グリーン・デスティニー コレクターズ・エディション
グリーン・デスティニー コレクターズ・エディション
まだ、観てない。

英雄 ~HERO~ スペシャルエディション
英雄 ~HERO~ スペシャルエディション
鮮やかな色彩の中、衣を着て舞う。

MUSA -武士-
MUSA -武士-
観てない。

LOVERS
LOVERS
舞う。踊る。

2046
2046
そして、少女は、いつのまにか愛を使う事を知る。だけど・・・。



過去記事:「いつのまにか少女は/持田香織produce by井上陽水」をやっと買う
いつの間にか少女は (CCCD)[MAXI]/持田香織 with 井上陽水
(2004/10/20)発売
YOSUI TRIBUTE
YOSUI TRIBUTE(2004/11/10)
上記楽曲収録の井上陽水トリビュートアルバム。
夢の中へ ― ベストアルバム/井上陽水(1999/05/26)
「いつのまにか少女は」オリジナル収録の初期ベストアルバム。




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Comments

チャン・ツイィーのアイラインが
セクシーでたまらなかったです!

Posted by: chishi | Saturday, February 26, 2005 at 02:57 AM

ですね!

Posted by: chic | Saturday, February 26, 2005 at 03:11 AM

TBいただきありがとうございます。
あくまでも「2046」の中のチャンだった、とは思ったのですが、いつのまにか少女は・・・に別のTBをさせていただきました。本当に根性の座った女優になってきたですね。見上げたもんだ、と感心するばかりです。
「2046」は、コン・リーが圧倒的に力をみせつけてくれましたが、チャン、とても良かったです。出だしは大陸の女性らしい結構押しの強さが良くって、それが儚げになって行く様子は、切ないものがありました。巧いですね。
陽水がお好きなんですね。どれをとっても秀作揃い、参ります。素晴らしい声、ヴォーカリストですね(曲のセンスも含めて)

Posted by: ツボヤキ | Saturday, February 26, 2005 at 03:18 AM

ツボヤキさん、こんばんわ。
丁度、今、戴いたトラックバック元にコメントを書かせていただいた所でした。
チャン・ツィイーの新作情報、有難う御座います。今後、チャン・ツィイーがどう、変わっていくのか、また、楽しみが増えました。
チャン・ツィイーの記事に井上陽水を折り込むのは、唐突かな、と思いつつも、私にとっては、どちらも、お気に入りなので、やってしまいました。
これからも、宜しくお願いします。

Posted by: chic | Saturday, February 26, 2005 at 03:50 AM

chicさん、初めまして、そしてTBどうもありがとうございます!
chicさんのBlogを読んで、チャン・ツィイーの映画が見たくなりました~。ここの所めっきり見てません。トホホ。

芸能ニュースを見ていたら、チャン・ツィイーは映画出演が続いているようですね。ゲイシャもそうですし、渡辺謙さんとか桃井さんとかと共演する日本人の役もあるそうで。何とか時間を取って映画を見て、彼女の魅力を少し研究せねばっ(してどうする…?)

Posted by: orange(*^-^*)/~ | Thursday, March 10, 2005 at 04:34 AM

orange(*^-^*)/~さん、こんばんは。
「初恋のきた道」のチャン・ツイィーがイイ!というのは、オヤジだけの感覚かと思ったら、この間、二十代女性で、おんなじ事、言う人がいて、ちょっとびっくりしました。
「最近のチャン・ツイィーは、確かにスリムになって綺麗だけれど、「初恋のきた道」のチャン・ツイィーのおさげ髪と、餃子持って、横走りする魅力は、なくなってしまった」そうです。
私は、今の綺麗な、チャン・ツイィーも好きですけど。
これから、チャン・ツイィー観るなら、「初恋のきた道」と最近のをまず御覧になってから、その秘密を研究(?)なさると良いのではないでしょうか(笑)。
ではまた。

Posted by: chic | Thursday, March 24, 2005 at 02:15 AM

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