鈴木重子の静かなるスティーヴィー・ワンダー

鈴木重子(すずき・しげこ)さん。その歌声は、「スイングしてる」という感じではないので、ジャズといって、よいのかどうか迷う所があるのですが、CD屋にいくと日本人ジャズのコーナーにあるので、そう言っておきましょう。その、鈴木重子さんは、これまで、スティーヴィー・ワンダーの曲を、順に、LatelyMy Cherie AmourOverjoyedと、三曲、録音しているのですが、これは、もう、断然、去年、唄った「Overjoyed」が良いです。

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Fried Prideの「My Cherie Amour」と「Ribbon In The Sky」

Fried PrideのStevie Wonderカバーについての後編。前編は、「Fried Prideの「迷信」と「Lately」」を参照。

去年の六月、ヴォーカルShiho、Guitar横田明紀男によるJazzユニットFride Prideが、日曜夕方のFM番組のゲストに出ていたのを聴いた。「ヒーリング・ヴィーナス」という川村結花さん(SMAPの「夜空ノ向コウ」のメロディー作った人)がホストの音楽番組である。

最初、ラジオの向こうのリスナーにFride Prideの二人のいでたちを説明する時、開口一番、川村結花さんは、横田さんに向かって、

川村:「こんな事、言うと失礼かもしれませんけれど。パット・メセニーに似てるって言われません?」
すると、横田さんは、
横田:「あっ、あのー、『パッとしないメセニー』って良く言われますけどね」
川村:「アハハハハハ」
Shiho:「うっわー」
横田:「また、言ってしまった」
川村:「ダジャレ好きなんですか」
横田:「いや、あの、好きなんですよ。特に人から言われたのをそのまま言うっていうのが大好きですね」


軽妙な会話が楽しかった。この時、引っ提げてきたのが、3rd Albumの「HEAT WAVE」。

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小野リサが唄うStevie

梅雨だというのに、全く雨が降らず、連日30度越えの灼熱地獄。堪らず、Excelsior Cafeに避難したら、レジの前で、小野リサさんの新作「NAIMA~meu anjo~」があって、ちょっと、びっくりした。確かに以前から店内のBGMはボサノバっぽいのが多い気はしてたけど。七月限定の特別企画で、店で買うと、特別に、何か、プレゼントキャンペーンに応募出来たりするらしい。

その小野リサさん。デビューは1989年。2000年に、12thアルバム「Pretty World」をリリース。ビートルズの「Yesterday」や、ポリスの「Every Breath You Take」等、ボサノヴァからポップスまで幅広くカバーしたこのアルバムで、Stevie Wonderの曲を二つ、唱っています。

My Cherie Amour
Stevie Wonderの60年代の代表曲。色んな人がカバーしているけど、これは、ボサノバ自然体カバーのお手本(?)みたい。軽快で、明るくて。オリジナルは、「My Cherie Amour」(1969)で、この時、Stevieは19才。ジャケットの写真見ると、随分、スリムな姿をしています。

You Are The Sunshine Of My Life
イントロ聴いただけで、もう、足でリズム取って、体が揺れだしてしまうのは、もしかしたら、私だけの条件反射かもしれないけれど、とても、良い感じ。オリジナルは、70年代のStevie Wonder黄金期幕開けを飾る「Talking Book」(1972)に収録。

こうしてみると、この二曲は、ボサノバがぴったり、という感じがしますね。小野リサさんを聴いていると、「シャウトするだけが人生じゃない」なんて、思ったりします。

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MAYA/She's Something。小悪魔チックなIsn't She Lovely

ちょっと、黄昏た気分で、CD屋を物色した。Jazzのコーナーに、「Maya / Maya」(2004/06/30)というアルバムを発見。Stevie Wonderの「My Cherie Amour」が入っている。無難にボサノバ風味で唄っているだけかな、と思ったら、違って、何風というのだろう、Swing?、まっすぐに向かってくる感じで、なかなか、どうして、ぐっと、主張が感じられる好カバーだった。

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