映画「アイ,ロボット」とスティーヴィー・ワンダー
冒頭の「迷信」
冒頭のシーン。起き抜けのウィル・スミスが、ステレオのスイッチを入れると、いきなり、スティーヴィー・ワンダーの「Superstition(迷信)」が流れる。シャワーを浴びながら、唄に合わせて、「Seven years of bad luck~」とハモっている。おお、2035年の働き盛りの男が、寝起きに聴く音楽がスティーヴィー・ワンダー!なかなか、嬉しい設定である。
ただし、この主人公は、人間型ロボットが、2004年の今で言えば掃除機みたいな感じで、一般家庭に行き渡る御時勢に、訳あって、「ロボット嫌い」。それが高じてレトロなものを愛するという設定。スティーヴィー・ワンダーは、2035年に於いては当然、レトロな訳である。まぁ、仕方ないか。私個人は、2035年になっても、きっと、スティーヴィー・ワンダーを聴いてると思うけれど。
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